2011年10月23日日曜日

神山町 腰之宮神社

いろいろ書きたいことはあるんですが、ぜ〜んぜんまとまらないので、ちょっと
これまで書いて来た流れとは違うんですが(流れなんてあったか?って誰か言ってない?)
こんなのも出しときます。
神山町神領字大埜地の「腰之宮神社」でございます。
場所はここ
(ですがこの地図じゃちょっと分らないと思います。神社の場所は神山町神領大埜地に在る神領公民館裏。神山町民総合グラウンドのすぐ隣で鮎喰川沿い。潜水橋が見えます。)


より大きな地図で 腰之宮神社 を表示

えと、神山町にはかの有名な「上一宮大粟神社」があるわけなんですが、主祭神が
大宜都比売命(おおげつひめのみこと)で、社伝によれば大宜都比売神が伊勢国丹生の郷
から馬に乗って阿波国に来て、この地に粟を広めたということでございます。
写真は「上一宮大粟神社」
で、この「腰之宮神社」なんですが徳島県神社誌には「葛倉神社」で載っておりまして。
主祭神が「葛倉神」「事代主命」
由緒によれば「葛倉神」は大宜都比売命(おおげつひめのみこと)が伊勢より大粟山に
移られたときの伴神だそうで、創立は「神代」とのみ伝えられております。

この「葛倉神」ですが「大日本神名辞書」にも出ておりません。
ただ、関係あるかどうかは分りませんが、伊豆の「葛見神社(くずみじんじゃ)」も
ご祭神に事代主命が祀られてますが、多分関係ないですよね。
で、御祭神に「事代主命」がいらっしゃることより「えびす祭り」が行なわれており
(今年も行なわれたかどうかは分りません)
神山町ホームページにも2009年には「えびす祭りが行われました!」の記事が
掲載されております。
そして、「葛」は「九頭」であるとの説もあり、伴神として「九頭竜」つまりは
「太龍寺縁起」にあるところの「和修吉(九頭竜)」→「戎」→「事代主」ならば
納得はできるんですが。
(うっ、これは「龍神の社(2)」で書こうと思って内緒にしてたのに(笑))

もしくは「腰之宮」は大宜都比売命を乗せて来た「輿の宮」かなと思ったんですが
よく考えたら大宜都比売命は馬でやって来て「お馬石」も残ってるんで違いますねぇ。

上の写真のように神山の名木指定の巨大な杉の木もあり、「神代」創立との伝承に
ふさわしいのではありませんか。
いかん、最後のボケどころが無くなってしまった(笑)。


5 件のコメント:

  1. サクラサク48692011年10月24日 22:25

    ぐーたらさん、こんばんは。
    初めて聞く神社とご祭神です。
    創立年代が神代・・・・何回も言いますけど凄いですね。
    葛→九頭→戎→事代主なんてことが、どうして思いつくのですか?カチンコチンの私の頭、葛といえば葛根湯とか紙とか・・しか連想できません。(昔、連想ゲームなんて番組がありましたね(笑))

    コメント入るかな~?ドキドキ

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  2. サクラサク48692011年10月24日 22:27

    あっ!入った!
    ヤッタね(笑)

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  3. to サクラサク4869 さん
    ワーイ♪♪\(^ω^\)( /^ω^)/♪♪ワーイ 

    (*^^)v v(^^*) ヤッタネッ!

    やっぱ神山は凄いですねえ。平気で大宜都比売命の伴神を祀る神社が残ってるなんて、そんなところが他にありますか?
    あと、いくつか気になるところがあるんですが、なかなか行けません(涙)

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  4. 先日、番組名は忘れましたが、
    榎木孝明が神山を巡っている番組に偶然当たりました。
    とても良い所だなあと感心しながら、もしやぐーたらさんの
    お話の場所が一つでも出て来ればと、ドキドキしておりましたが、
    誠に残念ながら
    スダチの話に終始しておりましたね。
    矢張り、一般受けはしない様です??

    でも、本当に歩いてみたい場所ですね。

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  5. to 猫の兄弟 さん
    ここなんかは、神山町民総合グラウンドのすぐ隣だし、公民館も近く、えびす祭りも行なわれていたようで、テレビに出てもおかしくないんですが。
    >矢張り、一般受けはしない様です??
    一般受けしないのには自信があります(笑)

    でも、神山は歩くには、ホントにいいところです。

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