2009年11月23日月曜日

多祁御奈刀弥神社(石井町)へ行ってきました

多祁御奈刀弥神社(石井町)へ行ってきました。
小学生の作文ですね。こりゃ
いまさら解説することもないでしょうが徳島市佐古3番町の諏訪神社の元宮ですね。
徳島市の諏訪神社は諏訪山にあり、多祁御奈刀弥神社は石井町浦庄の「諏訪!」にあります。
手前の鳥居の前には鎌の紋が入った塚?があります。
「鎌の打ち合い」と言うそうです。
そして立派な鳥居が。
扁額には「式内郷社 多祁御奈刀弥神社」とあります。
「諏訪本宮」の文字が見えますね。




石碑がありましたが、なんと刻んであるのか読めません。穴があけてあるので幟などを建てるのではないかと思うんですが、その場合文字は刻まないですよね。

五角形の地神塔もありました。
御祭神は「建御名方命」ですので父親である大己貴命の地神塔があってしかるべきなんでしょうが
そういうもんじゃないですよね。(文章意味不明か)
注連縄に「鎌の打ち合い」の神紋が編み込まれているのが分りますか?
写真を拡大すると見やすいです。
これはだいぶ痛んでました。
阿府志によると、高志国造の阿閇氏が、この附近に住み、「この地に産まれた」という建御名方命を祀ったもの。という記述があるそうです。


社伝では「信濃諏訪郡南方刀美神社」は宝亀10年(779年)当社より分祀されたとのらしいです。
自分としては出処が未確認なんで書きにくいんですが、複数のウェブサイト(県外の方の)でも
同様の記述を見かけたので記しておきます。
また建御名方神の「名方」は、本居宣長「古事記伝」によると、 阿波の名方郡名方郷に由来するとあるそうですので。


何にしても見かけとは裏腹の(うわ、失礼な書き方)すごい神社ではあります。
県内の人(あるいは石井町内の人)も知らないんじゃないですか。








2009年11月7日土曜日

王子和多津美神社に行ってきました

王子和多津美神社に行ってきました。
と、その前に雨降神社を参ってから。

まず家からですと国府のゴミ処理場の所から入って1キロほど手前の雨降神社の再建された鳥居の横を通っていきます。


それで、雨降神社に参拝。
それにしても隣はホテルって.....。



その後、同じ道を引き返して王子和多津美神社に国府町和田田蒔病院の裏(北側)になります。手前には立派な参道があります。



桃の実かな?と思ったけど橘みたいですね。
雨降神社との位置関係はこうです。
どうも雨降神社の遥拝所らしいと言う説を見かけたので行ってみたのですが
下のGoogleEarthの写真どおりです。方向、位置関係は間違いなさそうです。
なにより行ってみれば解ります。正しく遥拝所だなと感じられる場所です。
どちらも豊玉姫命をお奉りしているのであながち間違いではないでしょう。