急に寒くなってまいりました。風邪など引かないよう暖かくしてくださいね。
台風も接近してるようですので、ご注意を。
で、雨でもやってました(ご苦労様です)徳島市福島2丁目「四所神社」の秋祭です。
場所はここです。
「四所神社」
主祭神 武甕槌命(たけみかづちのみこと)天児屋根命(あめのこやねのみこと)
斎主(いわいぬし)神 比売(ひめ)神
由緒
旧阿波藩主崇敬社にして、もと大亀島に鎮座していたが、大同年間(九世紀はじめ)に
当所に遷座、明治三年郷社に列格。
「寛保改神社帳」に「福島四所大明神 神主福島榊本頼母」とある。
又「阿波名勝案内」に「四所明神福島町にあり、元津田沖合一里の海中にあり、文禄
中沈没したるお甕(かめ)に在りしを、地変に先立ち船に載せて此に至り祀ると称す。
文禄三年か、しかし大地震の記録なし。いわゆる伝説か、口碑の伝うる所は、島中
神社あり、狛犬の面赤らめばこの島滅亡なりとの予言事実となりて現れ、正直なる
島守の家族は、予言を信じて危難を逃れしも、村民の多くは、之を信ぜずして溺死
したという」とある。
「福島の明神さん」として親しまれ、祭礼は大そうにぎわう。
徳島県神社誌より
お昼頃通りかかったら、雨の中「檀尻(だんじり)」が出てましたので写真を。
晴れてたら、お子たちが引っ張るんですけどね。
で、この神社の「船だんじり」は徳島市の市民遺産にも選ばれてますので
このチャンスにと思ってましたが、お昼は出てませんでした。
で、帰りに寄ってみたら出てたんですが、時間が7時過ぎで
こんな写真しか撮れませんでした(涙)
船だんじりの上の方に伝説のレリーフがあるのが見えますか?
津田から遷座した事は別にしても、ここは住吉島ですし、昔はもっと海岸線が近かった
事は想像に難くありません。船を神輿や檀尻とするのは当然でしょう。
ちなみに鳴門の阿波井神社の秋祭りは10月16日だったのですが、阿波井神社も
船だんじりがあります。
「鬼骨寺」へ行ったとき、寄り道してみて見かけたんですが、駐車できずに写真も
撮れませんでした(残念)ここのよりちょっと小振りでした。
あんまりショボい写真ばっかりなんで、以前撮った写真を出しときます。
この神社、元の社地が道路で分断されてるんです。
それで、道路の向かい側にも
こうして露店がでるんです。
社殿はこのように新しくて立派です。
社地内の「醫王神社」と「若宮神社」です。
そして、道路の向かい側の(旧)社地内には
この近所に住んでいた、戦前のSF作家「海野十三(うんのじゅうざ)」の碑があります。
見ての通り、碑文は江戸川乱歩が書いています。