麻植の系譜(2)
の続きっす。
今回は、くだくだ書かずに麻植氏系譜の翻刻を載せてみるっす。
だから、今回は解説もないんで、つまんないっすよぉぉぉ(笑)
で、最近この資料を配った皆様。
ちゃんと資料を読みましたかぁぁぁぁ(笑)
さて、と。
ご注意
誤字脱字見落とし、勘違い等々画像と文字の差異は大袈裟に指摘しないこと。
また文の区切り位置は画面構成上てきとーに変えてある場合がありますが、やたらと指摘しないこと。
文献の信憑性も未調査ですが、複数の研究者が同内容での現存を確認しております。
麻殖氏系譜
神代遠祖
高皇産霊命
一
天太玉命
拷機千々萬姫命
天櫛明玉命
二
天底立命
手置帆底負命
彦狭知命
乙羽白麻
天忍日命
三
天手力男命
四
天日鷲命
大麻彦命
天白羽鳥命
天羽槌命
天乙羽鳥命
天弓削彦命
五
大麻主命
大麻姫命
千加比姫命
伊宇津主命
訶多々主命
七
伊宇佐主命
伊宇佐別命
伊宇佐貫命
伊宇機姫命
伊宇鷹命
麻織姫命
大日加佐命
八
日和佐命
外麻命
幡多命
宇和命
九
伊與彦命 伊與國造ト成
小千彦命
十
久味彦命
宇惠彦命
麻殖主ト成
十一
伊宇山彦命
伊宇長姫命
伊宇麻姫命
十二
武麻殖命
麻内別命
十三
賑麻殖命
十四
麻富命 崇神天皇朝勅命ヲ奉諸国神社江荒妙ノ服ヲ織
神服トシ別奉ル
十五
由布主大祢
十六
由布山主大祢
十七
伊加鉾宿祢 一云麻鉾宿祢
伊麻比古
十八
楯鉾宿祢
阿布目連
麻田子
十九
三垣麻吕
稲鹿目
猪鹿目
伊良古姬
弐
湯勝宿祢
允恭天皇朝姓氏ヲ定ムル時熱湯ヲ探リテ功名在
忌部神社大祭主トナル
湯別宿祢
弐二
長麻殖大連
清寧天皇朝即位二年辛西十一月始メテ大賞會行ハルニ依
テ由岐須木ニ用ユル麻布ヲ古例ニ任シ粟國忌部ヨリ献ル可ト
勅命ヲ奉蒙ケレバ定例トナリ又此功ニヨッテ大連トナル
弐三
千波大連
弐四
小角麻呂
倉玉姫
弐五
湯立麻呂 欽明天皇朝仏法渡来ヲ忌嫌イ物部大臣(大連尾與)ヲススメ退ケラレ用明天皇
朝厩戸皇子ヨリ忌部領採地ヲ削ラル
弐六
湯麻宿祢
千穂根
弐七
岩木宿祢
由木姫
弐八
千麻呂
弐九
清足大連 斎明天皇朝七年新羅ヨリ百済ヲ攻取援兵ノ将トナル歸朝シテ錦冠赤衣ヲ
賜リ忌部氏人長四位上大祭主トナル
三十
麻殖連
三十一
玉垣宿祢 忌部社ニ八重ノ玉垣ヲックル故ニ伊年部玉垣ノ宿称ト云錦冠赤
衣ヲ賜リ忌部氏人ノ長大祭主トナル又時忌部旧領ヲ復スル事ヲ得タリ
玉垣姬
小麻足姬
中臣不比登妻麻貫玉取ノ子ヲ養嗣トスル房前公也
三十二
玉淵
布刀姫
布刀淵
天智天皇朝玉淵ヲ大錦上トシ息部大祭主トス天武天皇朝再同郡明定トシテ
伊勢王大綿下「不明」来リテ阿波十郡ヲ復古シテ十三郡ト定メ麻殖上郡
阿波上郡ヲ合シテ美馬郡トス麻内山ハ神領ナル故麻殖中郡トシテ之ヲ別
朱鳥元年康成三月天日鷲神社修理造営ヲ加フル時天笠ヨリ法道仙人ノ母
摩耶夫人菩提ノ為ニ鋳玉フ門浮標金ノ観世音ヲ将来シテ仏母摩耶山忉利
天上寺ヲ建立シ玉フトキ比金像ヨリ光明ヲ放チ通ニ南海ヲ照ス法道上人
先談路山ニ登リ摩耶山ヲ建立シ夫ヨリ阿波ニ来リ伊宇山ヲ具テ比山ハ仏
母前世出生ノ地ナリト云テ一宇ヲ建立シ伊宇摩山仏母寺ト号ス
天武天皇朝役小角大和ノ吉野蔵王権現ヲ高越山ニウツス
三十三
阿刀淵宿称
伊良淵連
聖武天皇ノ御宇行日至等勅命ヲ以テ伊宇摩山仏母寺ヲ神宮寺ト改メ備像ヲ彫刻
シテ本尊トシ僧ヲ別当ト唱エ神職ニ加エ法福寺ト云社僧行眞ニ寺ヲ建テ共従弟
ヲ置大社ノ西ニ建ルヲ西福寺ト云大社ノ東ニ建ルヲ東福寺ト云天平十三年辛巳
八月阿刀淵九死一生ノ大病行真上人行基等彫刻メ薬師仏ヲ祈リ病頓平癒シケレ
ハ厚ク三宝ニ帰依シ一字ヲ麻川ノ停ニ建立シテ平癒山福生院ト号比寺ヲ以テ我
麻殖氏歴世祈願ノ本寺トス神護景雲二年成申三月麻殖下郡ノ人民私願ニ依テ種
野山内伊周ノ里ニ宮社太敷立天ノ日鷲ノ社ヲ造営ス又法福寺ヨリ別當ヲ附與ス
外山ノ法福寺ト云
今日はここらへんで勘弁しといたろか。
あ、これじゃ収まりつかないんで、も一回だけ続く。