2012年7月15日日曜日

狐の帰る國

この本は、紹介していいのかどうか分りません。
ただfacebookの「阿波古代史(基礎編)と日本のルーツ研究会」でも話題になって
おりましたし、最近、神山の上一宮大粟神社と大宜都比売神が何かと話題になる事が
多いように思われます。
出せと言う事かもしれません。
著作権とかその他の問題で都合が悪いようならば即座に削除いたします。
ご了承ください。


本書の大部分を占める万葉歌の解釈については、今回は言及いたしません。
大労作であることは、当然なのですが今回紹介したいのは、著者の家の
子守唄として代々語り継がれて来たという歌です。
当家以外では歌わないようにと躾けられていたとも書かれております。
「狐と狸」について歌われた子守唄だそうです。
少々の解説もありますが、掲載いたしません。
内容を見て解釈願いたいと思います。
個人的には、ある意味で背筋が寒くなりました。
ご覧下さい。

オオゲツネタト イイタヨリヨコセ
タタケヨリワケ エエヒメダケバ
ヤガテヤヤコモ デキルダロ

モシコヤヤコガ ヒメゴナラ
オンバヒガサデ ニギタエキセテ
テナデアシナデ カワイガリ
ヤガテ十五ニ ナッタナラ
十二ヒトエニ ヒノハカマ
タンスナガモチ ナラベタテ
セマノトノゴニ ソワセヨウ

デキタヤヤコガ ヒコナレバ
ウミノムコウノ オオキナシマノ
トヨトアキツル カラクニワケテ
オノコ五ヒャクニ メコゴヒャク
フトイハシラニ ヒハデフイタ
オオキナゴテンデ ネカセヨウ
サスリヤオオゲツ メヲサマス
ホラスンダ コレホンマ


解説は掲載しませんと書きましたが、一箇だけ書きましょう。
最初の行の「オオゲツネタト イイタヨリヨコセ」
「大宜都寝たと 良い頼りよこせ」
と読めますが、もう一つの意味は「オオゲツネ」より「オオギツネ(大狐)」
の転であるそうです。そして「イイタヨリ」は「イタヨリ」転じ「飯依」。

これ以上は書きません。
大倭豊秋津島はすべて空の国であるのです。
本土は大宜都の根別の国であり、大狐別の国であるため全てが空っぽ
「天御虚空豊秋津根別」であるのです。

13 件のコメント:

  1. きよっさん2012年7月16日 0:07

    ぐーたらさん、今日はお疲れさまでした。m(_ _)m
    さっそくのアップありがとうございます。
    本日ちょっと?だけ原本のコピーを見せて頂きましたが、、、内容はある意味恐かったです。(敢えて解読法は記載してないと思うので詳細は触れませんが。)出来過ぎてますね。
    本当は今日、この内容をもう少しお話したかったのですがブログにアップする話を聞いていたので、根掘り葉掘り聞くのもナンセンスかななんて考えたのですんなり解散に至った訳ですが。(笑)
    最近になって大宜都比売命と狐の情報がオープンになっているので空海の予言もそう遠くないって事ですかね。
    全てが繋がる日は近い?

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    1. to きよっさん
      これは怖いです。
      何が怖いって
      本州が天御虚空豊秋津根別(あまつみそらとよあ「きつねわけ」)だったって事。
      そして大宜都比売が「大狐比売」なら全てが符合する事。
      今日の講座で、本州が空っぽだったとも言ってたでしょ(天御虚空)。
      あ、狸の話を書かなかったなぁ。
      つぶやいときます。

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  2. どうやったら読めますか?

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    1. to のらねこさん
      京屋福祉事業団でもってfacebookでは見ましたが
      該当のページは下のリンクで見て下さい。
      2ページあります。
      アップしときましたんで。
      https://picasaweb.google.com/118125303363335026828/fgeCuG?authuser=0&authkey=Gv1sRgCNXUsanSrsmEeA&feat=directlink

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    2. あと、県立図書館にはあります。
      それかコピーは言ってくれれば(以下略)

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    3. こんなの書いたから、明日は貸し出し中になってるんだろうな。

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  3. ぐーたらさん、鳥肌と?マークが湧き立ちます。
    タタケヨリワケがタケヨリワケ、エエヒメがエヒメだったりして?
    それもオオゲツの寝ているまに?
    本、探してみます。
    ありがとうございます。

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    1. to ALI爺さん
      その通りです、「エエヒメ」→「良い姫」→「エヒメ」ですね。
      子守唄に紛らわせてるので、と解釈します。
      本はぜひ見て下さい。
      これは一部です。

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  4. picasa 拝見しました。
    ワクワクします。
    ただ“タ”抜きで狸、というのはちょっと駄洒落すぎませんかねえ…。

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    1. 上のコメントの
      子守唄に紛らわせてるので、と解釈します。
      はここでした(笑)
      それと、本を見ていただいてからがいいんですが
      この歌の内容に震え上がるような部分があるのです。

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  5. ふう、とため息ついてテレビをつけたら高校野球で「海部対阿波」。
    9回まで0-0でいい試合・・・いま海部がノーアウト2・3塁に!
    スサノオのパワーか!

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    1. すんません。見てませんでした。
      で?結果は?

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    2. 一気に4点入れて海部の勝利。
      次の試合は池田対徳商で、“池田が4年ぶりに初戦突破”が全国ニュースになりました。
      ともあれ、阿波古代史の地図を思い浮かべながら末裔たちの対戦を見る、こんな面白さは初めてです。

      この子守唄、なんだか“母系”のだいじさを感じるんですが。
      表のヒコは“虚”で、裏のヒメが実?
      「セマノトノゴ」って、“島の男”?
      本を読んでのお楽しみ、でけっこうですが…。

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