2011年9月18日日曜日

阿波國一之宮 大麻比古神社(4)一応END

最後はぐだぐだなんで、もういいかなとも思うんですが

阿波國一之宮 大麻比古神社(1)
阿波國一之宮 大麻比古神社(2)

阿波國一之宮 大麻比古神社(3)
など見ていただければ、ありがたく存じます。

阿波國一之宮 大麻比古神社(2)の冒頭で説明しかけて、ちょっと話を置かせて
いただいておりました「鹿江比売神社」について書かせていただきます。
というか、見ていただければ一目瞭然なんですが。

祭神は鹿江比売神(命)であり、「かえひめ」の訓から草野姫(かやのひめ)と同神とされております。一般的には草の神とされているようです。
(『古事記』には「鹿屋野比売神」、『日本書紀』には「草祖(くさのおや)草野姫」として現れる)


で「阿波國続風土記(第五巻72ページ)」には



鹿江比売神社
板東村に在り長井明神と称す三代実録元慶七年九月五日戌辰授阿波國従五位下鹿江比◯神従五位上頭書に神名帳紅作江とあり是決て大麻比古神の后神なるべし近江國小野神社も二座なり鹿江の名義御眞津日子訶惠志泥命の訶惠に同じきか但し江惠異音なれば別義か又天足彦の女忍(?)鹿江比売の鹿も考べし

ま〜た、こんなこと書いてるよぉ。
だって「鹿屋野比売神」といえば古事記では、「大山祇神」との間に、四対八柱の神を生んだことになってるんですよ。

えと、じゃあ「神名帳考証」ではどうなってるのかな?
「大麻比古神社」も同じページだってんで、ページごと載せときます。

大年神娶香用比売 云々又鹿屋野比売神同八河比売
大年神の奥さんてか?あ〜、もう分んない。

ってまとめられないだけで、見当はついてますけど。
ヒントだけ書けば
大年神は「須佐之男命が大山津見神の女名は神大市比売に娶ひて生みませる子、大年の神」八河比売(八河江比売)は大国主命の后神

ん?ならばいろいろ矛盾するって?
のらねこ大先生にお供え物をすれば矛盾も解消されるでしょう。

って訳にもいかないので、出直してきますが、すっごく面白い事になりそうなのは御察しの通りでございます。

さて予想の如く、最後はぐだぐだになってしまいましたが、改めてここらを書く事もあろうかと思いますので、その時はもうちょっとはっきり書けるでしょう。

最後に「藍住町の中富は『中臣』」なのですぞ。

12 件のコメント:

  1. ここの「神宅」という地名が、すべてを物語っているような・・・(笑)♪
    藍住町の「中富」もしかり・・・!!
    阿波の地名は凄過ぎです(^◇^)♪

    今日は観音寺の「粟井神社」まで「うどん」を食べに・・・いや、勉強をしに(笑)行ってきました!!

    「いや」で思い出しましたが、和歌山県田辺市熊野(いや)は・・・(@_@;)!!

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  2. to すえドン さん
    そうです、「神宅」なんてまんまですよね。
    >「いや」で思い出しましたが、和歌山県田辺市熊野(いや)は・・・(@_@;)!!
    よころで、全然調べてはいないんですが、やはり和歌山に
    和歌山日高郡日高川町弥谷(いやだに)
    って地名があるんです。ちょっと引っかかります。

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  3. サクラサク48692011年9月20日 21:59

    ぐーたらさん、こんばんは。
    雨が凄いですが、国府の方は大丈夫ですか?
    私の家の近くの道路はひざ下くらいまで水がたまっています。

    ところで、ぐーたらさんのブログ、最初から全部読めましたよー。
    今、ほーーーーーーっとなっています(笑)
    私の頭ではなかなかついていけな~い(涙)

    私の大好きな草の神様、鹿江比売はいったい誰の奥さま?
    モテ姫なので、何度も結婚してる?
    オオヤマズミの神様の奥さまだとばかり思っていましたが、
    大麻比古神やら大年神やら・・・たくさんの旦那様が現れましたが、私の希望は大麻比古神の奥さま(笑)
    (軽いコメントすみません)

    それにしても大麻比古神社の鎮座地が中臣だとは・・・驚きました。
    梅酒ではなくて「晩茶」を吹き出しそうになりました(笑)

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  4. 鹿江比売を中心に据えて、
    鹿江比売=忍鹿比売=鹿屋野比売=八河比売と考えると、
    これらを后神とする、大年神=大国主命=孝安天皇=天日鷲命で、
    更に阿波國続風土記では大麻比古と云うことになり、
    一般的な大麻比古=天太玉命からズレてきますか?
    更についでに言えば、大年神の父・須佐之男命=孝昭天皇??
    何だか、余りの凄さに頭はグチャグチャです。
    これ以上はぐーたらさんとのらねこ先生の、今後のお話を
    待つことにしたいと思います。

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  5. サクラサク48692011年9月21日 10:13

    ぐーたらさんのブログを全部読み終えました。
    頭がクラクラッ・・・グルグル・・・
    ついていけるかな~・・・・心配。

    私の大好きな草の神様「鹿江比売」は大山津見神のお嫁さんと
    思っていましたが、古事記を読みなおしてみると、4対8柱の神様は誰の子供なのか・・・主語がはっきりわからなかったです。
    やっぱり大山津見神のお嫁さんと解釈して良いでしょうか?

    大年神は徳島の北部にいらっしゃったのですか?(ウキウキ)
    「道は阿波より・・・」には大年神の子大山吻神は石井の日枝神社で祀られていると書かれていることだし・・・(道は阿波よりだったかどうか・・・少し不安)

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  6. to サクラサク4869 さん
    日が変わってしまいました、すいません。
    昨日は家の周りの道が冠水して車で通れなくなり、近所の車も水路に落ちてるとの事でしたので、帰宅をあきらめました。
    (家族は喜んでる?)

    鹿江比売についてはいよいよ分らなくなってきました(笑)
    やはり大麻比古神の正体(?)がキーになるでしょう。
    いろいろ考えてみたいと思います(逃げかよ(笑))

    でも中富→中臣は間違いないですね。
    来てます、来てます。

    大年神が徳島の北部にいたかはちょっと疑問です。
    個人的には入田、神山方面と、大麻、鳴門方面で地名だとか御祭神、神社のコピーがあるような気がして仕方ないんです。

    で、「石井の日枝神社」ここはすっごいですよ、書かずに取っといたんですけどね(いわゆる「まつぼってた」)。
    4、5回は歩き回ってます。

    板東、大麻近辺については、考えがまとまったら、また書こうかなと思ってますので、決して期待しないでください。

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  7. to 猫の兄弟 さん
    >一般的な大麻比古=天太玉命からズレてきますか?
    明らかにズレてしまいます。
    事代主命、大国主命も含めて考えるべきだと思います。
    「面白いですねぇ」
    なかなかやめられません。
    当然ですが阿波國続風土記も神名帳考証も一つの説として考えて行くべきでしょう。ただ、著者を考えるとその説得力に唸るものがあります。
    そこらの検証も必要なんですが、のらねこ大先生におまかせしようかなと
    (丸投げかよ)思ったり、思わなかったり(笑)
    今後ともお付き合いくださいませ。

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  8. プレッシャーかけんといてよ。
    明日は休みなんで下書き考えようか(まだそんなとこかい)と思いましたが、父親の命令で稲刈りの手伝いらしいです。

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  9. to のらねこ さん
    たまにはプレッシャーかけとかないと書こうと思わないでしょ(笑)
    でも、何時に帰ってるんですか、えらい時間ですなあ。
    わたしゃ明日は公園の掃除に行ってきます。

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  10. 天日鷲命= 天御影命= 觀松比古命= 御間都比古色止命

    天太玉命= 天八現津彦命= 天背男命

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  11. *孝昭天皇= 大日腹富命= 意富伊我都命= 伊佐我命= 大麻比古命

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  12. to radio さん
    長髄彦 = 天八現津彦命 = 觀松比古命= 御間都比古色止命 では?

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