の続きを書くはずだったんですが、資料を追加しようとしてたら、なかなか
書けなくて、もうちょっと待って下さい。
その替わりと言っては何ですが(ぜんぜん替わりじゃないけど)
「得度山 切幡寺」書きまーす。
十番札所なんで、皆様方やお遍路の方々が書きまくってて、珍しくもないでしょうが
手持ちの写真とかから出してますのでご容赦を。
場所はここ
より大きな地図で 切幡寺 を表示
切幡寺(きりはたじ)は徳島県阿波市市場町切幡にある高野山真言宗の寺院。四国八十八箇所霊場の第十番札所。得度山(とくどざん)灌頂院(かんじょういん)と号する。本尊は千手観世音菩薩。 wikipediaより
寺伝によれば、修行中の空海(弘法大師)が、着物がほころびた僧衣を繕うため機織の娘に継ぎ布を求めたところ、娘は織りかけの布を惜しげもなく切りさいて差し出した。これに感激した空海が娘の願いを聞くと、父母の供養のため千手観音を彫ってほしいとのことであった。そこで、その場で千手観世音菩薩像を刻んで娘を得度させ、灌頂を授けたところ、娘はたちまち即身成仏して千手観音の姿になったという。
空海はこのことを嵯峨天皇に伝えたところ、勅願によって堂宇を建立、空海の彫った千手観音を南向きに、娘が即身成仏した千手観音を北向きに安置し本尊として開基したという。山号や寺号は機織娘の故事にちなんでいる。 wikipediaより
ふっふっふっ、こんな所をワタクシが歩いて上がると思いますか?
お加持水ですな。
まだまだありますが、ワタクシがこんな所を歩いて登ると思いますか。
そうです、下りで撮ったのです(笑)
上の駐車場まで行って、帰りは山門まで奥様に運転してもらい、ワタクシは下りの階段
のみ歩いたのです(笑)
これはご利益無いよなぁ。
多分「得度山」と書いてあるんでしょう(笑)
伝説の鋏と 布を持った「はた切り観音」の像です。
で、本堂左脇から「大塔」へと登って行きます。徳川家康の勧めにより豊臣秀頼が父・秀吉の菩提を弔うため慶長12年(1607年)大坂住吉大社の神宮寺に建立した。明治初年の廃仏毀釈により廃寺となったため明治6年(1874年)に移築された(重要文化財)。国内の二重塔では、初層も二層も方形という形式で現存しているものは当塔のみである。
そうです。
なお、上の写真が廃仏毀釈以前に住吉神宮寺西塔を東から西向きに撮影した写真だ
そうですが、この写真には初重縁に勾欄が廻っているそうですが、現切幡寺大塔に
はないということです。
これは移建の時に取れたもので、切幡寺大塔には勾欄のあった痕跡が残るらし
いのですが、それがどこなのかはよく分りませんでした(笑)
そして、話は変わりますが、死者が黄泉の国に旅立つ時集まる霊地が四国には3箇所
あると言われています。
一つは讃岐の弥谷寺、一つは伊予の岩屋寺、そしてもう一つが阿波の切幡寺です。
讃岐の弥谷寺は有名ですが、あとの二つはほとんど口伝に近く、そこらの文献には
載っていないと思いますので、また適当な事を書いてると思っていただいても
結構です。(笑)
実際、この「切幡寺」を見てもそれらしい痕跡は見当たりません。
でも一箇所だけ「ここかな?」と思えるのが大塔左奥からさらに登る
奥の院「八祖大師堂」
ゲートを平然と開けて入って行きます。
鹿かイノシシ除けなんでしょうね。
奥の院「八祖大師堂」です。大塔のほぼ真北に位置します。無礼を承知で幕の中まで覗いてみます。
八祖大師像が並んでおります。
ちなみに八祖大師とは
龍猛菩薩
龍智菩薩
金剛智三蔵
不空三蔵
善無畏三蔵(ぜんむいさんぞう )
一行禅師(いちぎょうぜんじ)
恵果阿闍梨
弘法大師
を云います。
で、なぜ「ここ」かと思うのかと言いますと、雰囲気ですね(笑)
讃岐の弥谷寺は黄泉につながる洞窟、切幡寺は山上より黄泉につながるとされている
ようですので、この辺りかなと思うのです。
でも、行ってみれば多分、雰囲気で分ってもらえると思うのです。
だって「怖かったんだもの」。
山門すぎてすぐに上の写真の「八大龍王堂」もあったけど、とにかく怖かったから
走って逃げて帰りましたとさ。
これ、忘れてた(笑)
お久しぶりです。とはいえ、いつも拝見させてもらっています。知識が追い付かず読ませてもらうだけにしていたんですが・・思わず書き込んでしまったのは・・
返信削除怖かったから! です。(泣)ああ、見てしまった~。こういうのは用心して、無理そうだなと思うとみないようにしてるんですが。。しばらく固まった後で、怖かったからだとのぐ~たらさんの言葉をたどり、そうだよね、そうだよね、やっぱり~!見てしまった~。納得です。。はよ寝よ(>_<)
ふっふっふっ、どうだ、どうだ怖いだろうぅぅぅぅ。(子供かよ)
削除なんて「八祖大師堂」のところで言っては、ホントにバチが当たり
ますねぇ。
さあ、この週末にでも行って下さい。
一人だけ怖がってるのはクヤシイから(笑)
で、「八祖大師堂」を覗いて下さい。
何が起こっても責任は持てませんよ(お前は稲川淳二か!)
こんにちは。
返信削除八祖大師堂も八大龍王堂も、なんだか参拝者を拒んでいる気配ですね。
大杉博さんによれば、弘法大師が聖所を隠すために剣山が見えないところを選んで八十八カ所にしたなかで10番の奥の院と88番の奥の院からだけ剣山が少し見えるというところですね(寺の名前も本当は先は行けない端~はたで切られるところだからと)。
わずかに拝することができるのは“弘法大師の温情ではないかと云われている”そうですが…。
やっぱり隠されているんでしょうか。
ところで私もブロガーの仲間入りをさせていただきました。平安時代の阿波市土成町から視野をじわじわと広げていければ、と思っています。どうぞお見知り置きくださいませ。
http://blogs.yahoo.co.jp/senkoin2002
今後ともよろしくお願い申し上げます。
お返事遅くなりました。
削除ちょっとダウン寸前で(笑)
ブログ開設おめでとうございます。
また、ちょこちょこ寄らせていただきます。
ありがとうございます。
返信削除夏バテですか?
ほどほどに“ぐ~たら”されて体調にご留意ください。
古事記にとり憑かれた人たちって、みんな壊れるまで頑張っておられるようで…。
で、私は“地域限定”“ローカル版”にしておこうと。
お久しゅうございます。
返信削除激務のようですね。
久しぶりにブログ関係なく、癒される神社参拝して心身共にリフレッシュされたら如何でしょうか。
近からず遠からずですが讃岐の金比羅さんとか如何でしょう?パワー貰えますよっ。(くれぐれも今回のような怪しい場所に行かないようにw)
お金で健康は買えませんのでくれぐれもご自愛下さいませ。
ぐーたらさん、大丈夫ですか?
返信削除ひょっとして「あのこと」で心労が?
私の元気を分けてあげたい。
今日も元気だ!ご飯が旨い!なので太って困ります(笑)
無理なさらずにご自愛ください。
皆様方、お気遣いありがとうございます。
返信削除とにかく本業の方が忙しいのと、今年の暑さにはやられてしまいました。
ちょっと本調子までにはほど遠いので、更新が滞るかもしれませんが
ご容赦願いたくお願い申し上げます。
ご飯は食べてますので(笑)
讃岐の金比羅さんもいいですねえ。
でも、金比羅さんといえば箸蔵を思い出したり
「金比羅神祓」が気になったり(笑)
こりゃダメだ(笑)
ご参考までに
「金比羅神祓」
掛け巻くも畏き象頭山に鎮まり座します金毘羅大神の廣前に申さく倩倩慮見れば合せ祭る五柱の神殊に金山彦命は地より生産す金の霊の神に座して天下の治平を鎮護り金の融通を思慮り國民を助け惠み栄へしめ給ふ神成れば最と神験も灼然くして御名高く顕れ給ふ是を以て大前に宇豆の御饌宇豆の御酒種種の物を横山の如くに積み足らし神祓ひに祓ひ給ひ祈願申せば金を以て世の重器を得るが如く早く納受して禍しき事咎障りも不在じ物をと祓ひ給ひ清め給ひて内外の所業朝日の豊栄登に幸福ひ給へと畏み畏みも鵜自物の鵜奈禰突きて申す
さて、何故に「五柱の神 殊に金山彦命」が出てくるのか。
こんなの考えてたら、あきまへん、よね。
なるほど!
削除それで地方へ旅行に行くと山の中に突然金比羅さんがあったりするんですね。
金比羅=ガンジス川のワニ(クンビーラ)と決めて固定化していました。
やっぱりぐーたらせずに教えてください。
いやいや、隠してる訳じゃないんですよ。
削除今日だって帰って来て風呂に入ったらもうこんな時間。
寝てる間もありゃしないんです(涙)
こんばんわ。
返信削除夏バテ、大丈夫ですか?
本業がお忙しいのは、なによりです。
スダチはいかが?
と、言われて狂喜乱舞していました。
が、しかし、私のパソコン前は地震以来荷物の山で、埋もれています。
現在は夫と共有パソコンから拝見させていただいている始末です。テヘッ。
私の場合、ぐーたらじゃなくて、もはや、ズボラの域に達していますぅ。
もう、そりゃあ立派な「あきまへん主婦」です。
ぐーたら先生がお元気回復される事、一同願ってますよ。
更新、心より楽しみにしていますね。
あざーす。がんばりまぁっす(笑)
削除でも片付いてないのなんて気にしなくてもいいっすよ。
気が向いたら連絡して下さい。
まだありますのでね(笑)
金毘羅さんは不思議がいっぱいですね
返信削除琴平、金刀比羅、金毘羅を分解すれば「こと ひ ら」
こと:琴、窟、靴:穴
ひ:対比
ら:羅、那:土、土地
穴に対する土、土を採ったから穴があいた。
金毘羅とは陰陽五行の邊津甲斐辨羅(かいの意味は穴)のことか?
金の採掘の結果、象頭山は横穴だらけの籠山・口山(かごめ、かごみ、かごやま、こうやま、かおめ)と言う事でしょうか。かごめ歌があてはまる。
神祓には「五柱ごちゅう」「宇豆うづ」「御酒ごしゅ」「鵜自うじ」・・・渦:五十
掛、巻、金、廣、神(丸)くわん・・・池
神祓えでは特に海・船の安全は言っていないが、渦と池の言葉が満載です。
ロケーション的には象頭山は海路の目じるしであり、穏海平(奥津甲斐辨羅)なのかな
阿南古事記研究会調査より
削除伊島の當所神社に 奥疎神・奥津那藝佐毘古神・奥津甲斐辨羅神の三柱の神が,御祭神としてお祀りされていたことがわかった。さらに日本全国約8万社の神社を包括する神社本庁の記録から調べを進めてみると, 奥疎神・ 奥津那藝佐毘古神・ 奥津甲斐辨羅神を祀る神社は,伊島の當所神社しかお祀りされていない事がわかった。
貴重な情報ありがとうございます。
返信削除金毘羅とは、実体は奥津甲斐辨羅でありながら、邊津甲斐辨羅であると理解しました。
水陸無限定ですか
箸蔵寺が金刀比羅宮の奥の院である事にも留意
削除こんにちわ。
返信削除市場町・土成町出身の子供たちにとっては、おそらく、自分の家のお寺さんより馴染みのあるお寺!です、ここは(笑)。
春と秋のお彼岸に、下の県道のキワから、本堂までの道沿いにずら~っと屋台が立ち並び、それを目当てに通っていたものですから(笑)。
八大竜王堂……あることは知っておりましたが、未だ訪れたことはありませんです。今度行ってみよう!
奥の院「八祖大師堂」にも…。両方「八」がついていますが、やはりなにか関連があるのでしょうか?
それにしても「死者が黄泉の国に旅立つ時集まる霊地が四国には3箇所あると言われています。一つは讃岐の弥谷寺、一つは伊予の岩屋寺、そしてもう一つが阿波の切幡寺です。」というのは、初めて知りました。
香川の弥谷寺には、7年ほど前に行きました。たしかに……すごく空気感の違う霊所でした。
切幡寺には…残念ながら、馴染みすぎてそういう雰囲気をもう感じないのですが(汗)。
八大竜王堂や八祖大師堂に行ってみたら、感じられるかな…? 行ってみます!
こんにちは
削除そうですね、馴染みのお寺や神社はなーんも怖くないでしょうね(笑)
でも、ここ切幡寺はホントに雰囲気明るいですよね。
上の駐車場の横ではワンコが寝てたりしてホノボノしてました(笑)