2010年4月22日木曜日

新たなる疑問

数日間遊んでました。
わけじゃなく、勤め人なんでなかなか忙しいときもあるのです。(信じてないだろ)
で、例の(明治版?幕末版)阿波国風土記でありますが見れば見るほど、読めば
読むほど疑問が次々と湧いて参ります。
読めば読むほどと書きましたが実は読めないのです。
そう、筆文字、行書、崩し文字ははっきり言ってお手上げです。
「古文書のよみかた」なる本を買ってきてはみたものの、所宣は付け焼き刃
いかんともしがたい状況です。
判る(読める)字から推測していくうちにいくつか「!」と言う文字が頭から
出てくる箇所がいくつか見つかりました。
まずは画像を。

見えますか?
今上天皇 御穿鑿のた◯風土記編輯の勅命....
と読めませんか?今上天皇が風土記編纂の勅命を出した?

今上天皇、つまりはその時在位していた天皇のことです。
その時、風土記編輯掛発足時在位の天皇は明治天皇ですが
その勅を出したのは多分その数年前でしょう。
つまり孝明天皇ではないでしょうか。
孝明天皇はあくまで攘夷にこだわった天皇として知られています。
水戸藩に密使を送ったりもしてたようです。
(そうか、水戸藩か....... 筑波大学か........ )
暗殺されたという説もあります。
もし、そうであれば何のために編纂を命じたのか。
ぐーたら個人には、どうも物事を面白い方、面白い方に考えてしまう
癖があるのですが(妄想とも言う)
ここまで来てしまうと、想像力の範囲を超えてます。
ほんとに「ヤバイ」かなあ。
それに何が「御穿鑿(ごせんさく)」なんでしょうね。
あと10回ぐらい前後の文章を唸りながら考えてみますけど。


あと、もう一つ。

全部は文字にしませんけど、

「是より下次の巻にて元文年.......」

と、ありますがこの文章最終巻の五巻目に載ってます。
「続きがまだあるの?」と読めませんか?
疑問は尽きません。

結論として、崩し文字は難しいということです。
今日はこのあたりで。



ところで、なんですが
えー、次回このブログ更新時にちょっとお知らせをと
考えてます。





【訂正】
上の画像、今上天皇じゃなくて今上皇帝になってます。
ちょっとカンチガイかもしれません。
けど、天皇と解釈してもいいのかもしれません。
と、逃げを打っておきます。そうです、卑怯者なんです。

4 件のコメント:

  1. お疲れ様です♪
    最後の写真は読みやすいですネ!!
    私も古文書の勉強を始めなきゃ・・・(*^。^*)♪
    「すえドンの四方山話」にリンクさせていただきました♪
    「すえドンのフォト日記」は・・・やり方を調査中(爆笑)!!
    (●^o^●)♪

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  2. to すえドン さん
    >「すえドンの四方山話」にリンクさせていただきました♪
    ありがとうございます。恐縮です。
    >最後の写真は読みやすいですネ!!
    全部この程度ならよかったんですが、今の人でもそうでしょうが
    達筆の人の字は読みにくいですよね。
    ワープロの文字に慣れすぎてしまいました。

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  3. 福本 紀美子2010年4月24日 14:22

    文化の森にある徳島県立文書館へ行かれたことがありますか。古文書講座が開催されていたり、読めない文字の解読をしてくれたりと参考になるでしょう。土日開館しています。

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  4. to 福本 紀美子 さん
    徳島県立文書館へは何度か行った事があります。
    古文書講座の件は知りませんでした。
    ありがとうございます。

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