いろいろ差し引いてお読みください。
宅宮神社略記
御祭神 大苫邊尊(おほとまべのみこと)
大年大神(おほとしのおほかみ)
雅武彦命(わかたけひこのみこと)
由緒
一、 千数百年以前より意富門麻比売神社と奉称された 式内社にして現在地の南方約二丁余(上八万小学校西南) 山間の堂と稱されし平坦地に鎮座す
一、 天正年間長曽我部元親阿波国攻入の際兵火により 社殿焼失す 兵乱鎮まりて後神林地の現在地に 社殿を建立しその時より宅宮大明神として奉斎された 日本唯一の家宅の守護神なり
一、 寛保元年三月雅武彦命の御神体を勧請せり
祭典神事
一、 大御神楽祭 旧二月一日
一、 例大祭 十一月三日
一、 神踊 八月十六日
(徳島市指定重要文化財)
また、延喜式内社の意富門麻比売神社である。中世に至り現在地の神林地に奉斎し、社名を宅宮神社と改称して家宅の祖神とした。大苫辺尊は家宅の神とされているが、『古事記』では伊耶那岐・伊耶那美の神より先に誕生している。神代七代の神の一である。
「平成祭礼データ」には
宅宮神社略記
当社は、もと意富門麻比売(おおとまひめ)神社として奉称された。国司崇敬の延喜式内神社にして、藩政時代にも蜂須賀公の崇敬篤く、阿波、淡路両国への配札御免宿船渡の御三判を御下付給わり、両国一円に御神符を配札していた。戦国時代に兵火に災い、社殿を消失したが、兵乱鎮まりて後、神林地に再建し、祭神大苫邊尊が家宅の祖神であることから宅宮神社と改称された。
主祭神は天神五代の大苫邊尊であり全国で一座のみ当社に御鎮座され、家屋の守護神として古くより家相、方位、新築、増改築、土地造成、鬼門ぎり等の諸祈願やお祓は広く県内外に知られる。 寛保元年三月、吉田殿の命により稚武彦命を勧請した。
尚、当神社には神代文字による祓詞を彫造した古版木のほか第十四代藩主蜂須賀茂韶公の揮毫による御神名額を今に保存する由緒の古社である。
と記載されている。
当社の御祭神について「神名帳考証」などを見てみると、「大戸惑女(おおとまひめ)」あるいは、「大戸比賣(おおとひめ)」となっており、「古事記」において、山の神(大山津見神)と野の神(野椎神)から生まれた神々の中に、 大戸惑子神と大戸惑女神がおります。
まあ、今回ややこしいことは置いといて
由緒の記述から元地を探してみようかなってことでございます。
まず、本当におおざっぱに半径500m地点を区切りそのなかで、ポイントを絞ろうというわけです。
で、引っかかったのが「樋口遺跡」および「樋口(ついぐち)古墳」。
上八万小学校のすぐ東側にあったのが「樋口遺跡」ですがもちろんここではありません。
本命は「樋口古墳」。
なのですが、言っておきたいのが
元社地が東南500メートル地点にあったという記録の出展がどこかへ行ってしまいました。
えーえー、なんとでも言ってください。
妄想で探してるとか、夢見ながら探してるとか、何といわれても結構ですよ~(笑)
とにかく「樋口古墳」をさがしたんじゃあぁぁぁぁぁ...................
場所は「樋口バス停」の「上」(笑)ですが、ふつーに行くことは決してお勧めしません。
「危険」があぶないでございます(笑)、いろんな意味で。
「樋口古墳」一号墓石標
一号墓入口
大きさは人が屈むとこの程度
中は結構高くて立って歩ける程度です
中から出口を見たところ
二号墓入口
二号墓天井(露で光っている)
這いずり出てくる変なおっさん。
帰って脱いでみたら、けっこう血まみれ(笑)。
上着はこれも業務用なんで大した被害はありませんでしたが、注意しないと「えらいこと」になりますよぉぉぉ(と脅してみる)。
で、もしかしたらここが「宅宮神社」元地かなと思ってるんですが、先に書いたように「史料がどっか行った」んで、わかんない~っす(笑)
まあ、それだけ書いて終わったんでは皆様納得がいかないでしょうから(笑)
神社由緒書きにある「旧社地」をご紹介しておきます。
ここも民家近くなんで、場所を書けないのが残念です。
へっへっへっ。
楽しそう~♪
返信削除初めまして! 自然社本宮出身の福井きよてるです!
返信削除「自然社」で検索していて、このページを見つけ、
そして、「摩耶姫」さんのことを紹介している記事があることをしり
大変ありがたく拝見させていただきました。
摩耶姫さんの記事のブログにコメントを載せさせていただき来ましたので
ご覧くださいませ。
27日28日自然社本宮へ参拝、27日には、日前宮、竈山神社に参拝、
28日には、高野山に行ってきました。
もしよろしければ、私のブログもご覧いただくと、何かが生まれるかもしれません。
ちなみに、私の祖父母は徳島市の東新町で「キムラヤ」パンというパン屋を経営していました。
両親はともに徳島市の出身です。近いうちに徳島に行かせていただきたいとおもっていますのでよろしくお願いします。
父は、徳島市一宮の出身で、一宮神社、大日寺の近くで育ちました。
ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
ブログは「あまひとうみるりひこのみこと」で検索すると出てきますので
よかったらどうぞご覧くださいませ。
ありがとうございます。
削除先に、摩耶姫さんの記事の方へコメントさせていただきまして、順番が逆で失礼いたしました。
ブログも拝見させていただきます。
こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します。